就活の際に一番の軸としていたのは、どの環境であれば、やりがいのある仕事に携わりながら自分自身を成長させられるか、という点でした。業界や職種に強いこだわりがあったというよりも、「自分の力を試しながら、成長し続けられる環境で働きたい」という思いを大切にしていました。その中で、知人の紹介をきっかけにTAIMATSUの話を聞く機会がありました。海外のお客様に向けて、日本の伝統工芸である和包丁を届けるという事業内容に強く惹かれたと同時に、年次や立場に関係なく挑戦できる環境に魅力を感じました。また、これまで語学を学んできた背景もあり、TAIMATSUであれば自分の得意なことを活かしながら成長を続けられると考え、入社を決めました。
入社前に想像していた以上に、一人ひとりに与えられる裁量が大きいことは、良い意味でのギャップでした。 年次やポジションに関係なく意見を求められ、日々考えさせられる場面が多くあります。 新卒1年目で所属部署のマネージャーを任せてもらえたことも、入社前には想像していなかった貴重な経験です。 Product Divisionは、店舗・お客様・職人の皆さん・他部署など、多岐にわたる関係者と直接関わる機会が多く、その分、責任の大きさを感じる場面も少なくありません。しかし、責任を伴う仕事だからこそ得られる学びがあり、試行錯誤を重ねる中で、自分自身の成長を実感できる環境だと感じています。また、部署全員が海外出身のメンバーという環境の中で、文化の違いやコミュニケーションの難しさに悩む場面もありましたが、そうした経験を通じて、自分の考えや仕事への向き合い方を見つめ直す機会が増えました。 さらに会社全体の意思決定や変化のスピードがとても速く、それに合わせて、自分自身も常に変化を求められる環境だと感じています。これまでのやり方に固執するのではなく、その時点で最適だと思う方法を考え、柔軟に対応することが求められます。 簡単ではありませんが、会社のスピードに合わせて自分の考え方や行動をアップデートしていくことで、仕事に対する視野が広がり、成長につながっていると実感しています。
チームを率いる立場として大切にしているのは、常に全体を俯瞰して考え、判断することです。スピード感が重視される環境では、目の前の対応を優先するあまり、部分的な最適に偏ってしまうリスクもあります。だからこそ、その判断が周囲にどのような影響を与えるのかを意識しながら、意思決定を行うことを心がけています。Product Divisionの業務は、店舗・他部署・お客様・職人の皆さんなど、多くの関係者との関わりながら進めています。そのため、自分の立場だけで物事を決めるのではなく、全体の流れを俯瞰しながら、最適な判断を下すことを心がけています。
変化のスピードが速い環境だからこそ、業務が属人化している状態には限界があると感じています。 今後は、仕組み化や業務のDX化を進めることで、スピード感を保ちながらも、安定して業務を回せる体制を作りたいと考えています。新しいメンバーが加わっても、迷わず動ける組織を目指し、チーム全体で同じ方向を向いて前進できる環境を整えていきたいです。